概要
2003/8/12
remote-EMを使っていて問題が起こった場合のトラブルシューティングの方法を説明します. ここで、説明する方法をはじめる前にまず、発生する問題が、 remote EMだけで発生し、localで解析した場合には起こらないことを確認してください. localでも問題が起こるならremote EMが原因ではありません.
remote EMの問題であれば、
- クライアントマシンを変えても起こるか?を確認してください
- サーバーがもし複数あればremote EMサーバーを変えても起こるか?も確認してください.
- その上で次の方法を試してください.
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em server側の設定
- remote-EMサーバーが動いているマシンのSonnet Task Barの[Admin]-[Emserver Status/Control]を選ぶ
- AdvancedボタンをクリックしてEmserver Advanced Settingsを開く
- Log/Traceタブをクリックする
- Trace level 0(no tracing)をを5(Max.tracing)に変更する
- Trace Filenameの値をメモしておく. 通常<Sonnet installation directory>/log/emserver_log.txtです. 例えば右図の例ではC:\Program Files\sonnet.9.51.130\log\emserver_trace.txt
- OKボタンでEmserver Advanced Settingsを閉じる
- Emserver Status/ControlでStop emserverボタンをクリックする
- Start emserverボタンをクリックする
- OKでEmserver Status/Controlを閉じる
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em client側の設定
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em serverとclientそれぞれの設定を戻す
logとtraceのレベルを上げると、disk容量を消費しますし、実行速度もやや低下しますから、動作の記録が終わったら設定を元に戻します. -
license IDをチェックする
Sonnet Task Barのmenuから[Admin]-[License ID]で表示されるLicense IDを記録して下さい 問題をsonnetに報告する
次の情報を添えて問題の発生状況を知らせてください.
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license ID
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em server側のトレースファイル
ファイル- <Sonnet installation directory>/log/emserver_log.txt
- <Sonnet installation directory>/log/emserver_trace.txt
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em client側のトレースファイル
ファイル- <Sonnet installation directory>/log/emclient_trace.txt
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